減り続ける野菜の栄養価と原因についてご紹介いたします。
野菜の栄養価は減少している!?
1950年の日本食品標準成分表、1982年の四訂日本食品標準成分表、2000年の五訂日本食品標準成分表の数値によりますと、確かに、野菜の栄養が年を経るごとに減っているように見えますね。他の栄養素もそうですが、特にビタミンCはすごく減っているように見えます。では、現在私達が毎日口にしている野菜は、栄養がスカスカなのでしょうか?
統計の背後の違いは?
実はこの一見すると年を経るごとに野菜の栄養価が減っているように見えるのは、
① 野菜の分析方法の違い
② 分析した野菜に、収穫してから時間が経過した野菜が含まれるようになったこと
が原因ではないかと思われます。
といいますのも、時代の進歩につれ、成分の分析がより正確に行えるようになり、昔の日本食品標準成分表と、新しい日本食品標準成分表で、異なる分析方法が採られるようになりました。さらに、新しい日本食品標準成分表では、統計資料となった野菜に時間が経っているものや旬でない野菜も含まれるようになりました。
時代が進むにつれ、野菜の栄養は減少の一途を辿っている・・・?
そうではない可能性が高いです。
そして、旬の野菜だけをもとにした分析結果と、旬でない時期の野菜も含んだ分析結果で、後者の方が栄養価が低い場合、旬の野菜の栄養価は、旬でない時期にとれた野菜の栄養価よりも高いことがいえます。
また、収穫してすぐの野菜だけをもとにした分析結果と、収穫してから時間が経った野菜も含まれた分析結果で、後者の方が栄養価が低い場合、収穫から間もない野菜の栄養価は、収穫してから時間が経った野菜よりも栄養価が高いこと、がいえます。
つまり、「とれたて」で「旬の」野菜が、いかにたくさん栄養を含んでいるか、ということですね!
どう対応するか
できるだけ栄養価の高い野菜を手に入れるには、旬の野菜や伝統野菜、国産で地元の新鮮な野菜を購入する方法もあります。
そこで、食卓に並ぶ全ての野菜をまかなうほどの量は取れませんが、貸し農園での野菜の栽培はいかがでしょうか。日々の食卓の一品に、あなたがこだわって作った栄養価の高い野菜が並びます。
名古屋市名東区の住宅街にある当園は、お散歩ついでに野菜を収穫していただけます。都市部にいながら、とれたてで栄養価の高い野菜がお楽しみいただけるのです。
幼稚園や小学校でも食育の一環として貸し農園を利用することも多く、家族とのふれあいにも最適です。土づくりや水やりをすることで、食の大切さを学べます。また、セカンドライフの農的生活として取り入れ、美味しい野菜を料理に活用したりプレゼントしたりするのもおすすめです。
愛知県名古屋市名東区にある当園は、手ぶらで野菜作りが楽しめる貸し農園をご提供しています。上水道や農具が揃っているので、自宅から水や道具を運ぶ必要がありません。また、フェンスがついているので小さなお子さんが道路に飛び出す心配もありません。便利さと安心さと快適さを兼ね備えた最高の環境で野菜作りを名東区で行うなら、ぜひ当園をご活用ください。