貸し農園での野菜作りをおすすめする理由とは？

農業への関心も高まり、市民農園や貸し農園が増えているようです。食育のため子どもと野菜作りをすることや、セカンドライフの一環として野菜作りをする農的生活が注目されています。これまで食育について多くとりあげてきましたが、このほかにも貸農園での野菜作りがおすすめな理由があります。

ファーストフード店、冷凍食品、輸入野菜などに関して、食品偽装や、薬漬けにされた食材が用いられるなど、食の安全が脅かされるケースが増えています。そのため無農薬野菜や地元の食材を使うなど、健康のために改めて食生活を見直す方が増えています。安全な食材のために、多くのお金をかける方も少なくありません。

貸し農園で育てる野菜は、農薬を使いませんし、あなたが育てるので、栽培の過程が全て分かります。子どもの口に入るものだからこそ、安全、安心の野菜を。

ご家庭で召し上がるもの全ての野菜を当園でまかなうことはできませんが、例えば、ピーマンやキュウリ、オクラなどは2株植えるだけで、4人家族が夕食で食べる分程度はまかなえます。

庭先やベランダに比べて、貸し農園は広いスペースが利用できるというメリットがあります。そのため家庭菜園よりスケールが大きい野菜作りにも挑戦できます。

例えば、2mくらいまで大きくなるキュウリやオクラ。ツルがどんどん伸びるサツマイモやカボチャ。しっかりと地面の栄養を吸収して育てたいジャガイモ・ニンジン・タマネギ。地上に花を咲かせながら土の中でないと実をつけないラッカセイ。こういった野菜は家庭菜園で育てるのは難しいです。ダイナミックに野菜を育てたり、多くの作物を収穫できたり、そんな喜びや充実感は家庭菜園では体験できません。

当園では、土日に栽培指導員がおりますので、栽培が難しい野菜作りにも挑戦できます。

貸し農園の野菜作りは、適度な運動としても最適です。子どもからお年寄りまで自分のペースで作業できるので、無理なく体を動かせます。

キュウリ、ピーマンなどの長期間保存のできない野菜が、新鮮なままでは食べきれない量が取れることがあります。また、サツマイモのように保存できても飽きてしまうほど収穫できるものもあります。そこで、食べきれない分は友達や近所の方に分けるのも面白いです。あなたが手塩にかけて作った新鮮な野菜です。喜びを友達とシェアすることで嬉しさも倍になるかもしれません！コミュニケーションの輪が広がります。