現在は、スーパーなどで1年中様々な野菜が手に入るようになりましたが、昔は春夏秋冬の季節に収穫された旬の野菜を味わってきました。旬の野菜を味わうことは、食育においても大切なことだとされています。
旬の野菜を選ぶ大切さ
●旬の野菜で必要な栄養が摂れる
旬の野菜は最も生育に適した季節に栽培されているので、栄養価が優れています。中には、旬の時期になると栄養価が2倍、3倍となる野菜もあります。また、季節によって必要な栄養が摂れるというメリットもあります。夏ですと汗をかくことで不足しがちなカリウムはゴーヤー、水分はきゅうりなど豊富に含まれる野菜もあります。風邪を引きやすくなる冬にはビタミンCなどが欲しくなります。大根にはビタミンCの吸収を助ける栄養が含まれていますし、ネギには体を温める栄養が豊富です。
●季節に合った料理でさらに美味しく食べられる
旬の野菜は季節に合った美味しい料理が多くあります。
夏野菜でしたら、冷やすと美味しく食べられるものが多くあります。例えば、冷やすとおいしいトマト、きゅうり、きゅうりは棒状に切って、セロリやにんじんと一緒にスティックにするのはいかがでしょうか。
暑くて食欲が落ちている際も、冷やすと食べやすくなります。
また、冬野菜は煮込んだり、鍋やシチューにすると体も温まって美味しいです。
あなたが作った甘いニンジンやホクホクのジャガイモを、ポトフやシチューで味わってみたくありませんか。
味をつける料理も勿論おいしくできますが、素材がいいからこそ、野菜そのままの味を活かす料理もおすすめです。
野菜を栽培することで旬があることを知る
家庭で野菜栽培をする際は、時期に適した野菜を栽培すると成功しやすいです。それは、野菜にはそれぞれ原産地があるので、その野菜の原産地に近い気候・気温がその野菜の生育適温などになり、つまり、それが日本でその野菜を育てるのに適した時期ということです。時期に適した野菜を栽培することで、旬の野菜が収穫できます。
また、子どもと一緒に野菜栽培をすることで、食材に旬があることを知ってもらえるなど食育につながります。例えば、農園に足を運ぶたびに大きくなっているキュウリやサツマイモを見たり、とれたてのミニトマトをその場でほおばってみたり、掘ってみるとジャガイモがたくさん実をつけていたり。そんな自然とのふれあいも子どもにとって非常に楽しい思い出になることでしょう。
子どもを含めて家族で野菜作りをしませんか。土地がない、栽培場所の確保が難しいという方はぜひ当園をご利用ください。愛知県名古屋市にある当園は、快適に野菜作りができる農園です。野菜作りのためのスペースをお貸しいたします。快適に野菜作りができるよう、道具や設備を整えておりますので、子どもの食育にぜひ当園をご利用ください。