子どもと野菜作りを楽しむメリット

パプリカ

私たちにとって毎日の食事は欠かせないものです。特に栄養がたくさん含まれている野菜は、私たちが健康を維持する上で重要な食材です。健康のために積極的に野菜を食べているという方も多いのではないでしょうか。また、今では家庭菜園をされている方も多くいらっしゃいます。こちらでは、子どもと野菜作りを楽しむメリットについて紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

野菜を好んで食べる

野菜が苦手であまり食べないというお子さんは多いのではないでしょうか。特にピーマンなど苦みを感じる野菜をすすんで食べる子どもは少ないと思います。しかし、自分で種を植えて花が咲き、実になる様子を見ながら一生懸命育てたことによって、野菜嫌いな子どもが苦手な野菜を好んで食べられるようになったケースもあります。

知識が身につく

葉の形・実の付き方・市販の野菜との味の違い、はたまた害虫に至るまで、自分で実際に育ててみると、驚くほど多くの「発見」があります。例えば、野菜を育てる前は、どの野菜の葉っぱも同じにしか見えなかったのが、自分で育ててみると、これはきゅうり、これはナス、といった具合に区別ができるようになります。他にも、キュウリは、ある程度成長すると、日差しが強い時水の蒸散を抑えるため、しおれたような姿になることがあり、植物に自衛の仕組みがあることなども見ることができます。

また、夏野菜の実が大きくなる早さにも、驚くことでしょう。こういった「発見」があるのも、自分で育てているからこそ。地植で栽培するので、どうしても天候の影響を受けてしまいます。例えば、長雨や冷夏で、夏野菜が思うほど生育しなかったり、あるいは、好天続きで豊作になったとしましょう。普段は、天候不順のためスーパーで野菜が値上がりしたとか、豊作続きで野菜の価格が下落しているといったことをニュースで聞いても、何も思わなかったかもしれません。

ところが、スーパーでの野菜価格の高騰や暴落のニュースを聞くと、実際に自分が育てている野菜の生育具合と農家さんの生育具合が同様の状態だと感じるだけでなく、需給バランスの変化による価格変動という、市場原理も学ぶことができます。自分で野菜を育ててみることは、普段の生活の中で、子どもが市場経済を学ぶ契機にもなりうるのです。

加えて、自分で育てるからならではの、実験もいかがでしょうか。夏休みの自由研究にもぴったりです。例えば、同じ野菜でも肥料や日当たり等、生育条件を変えると収穫量や味にどう影響するのかという対照実験をしてみたり、とれた野菜を使った料理を考えてみたり。野菜を育てる、ということから、多くのことが学べます。

責任感を育むことができる

水をほとんどやらなくても大丈夫な野菜も勿論ありますが、水やりが欠かせない野菜も数多くあります。水やりが欠かせない野菜には、しっかり水やりをしなければ、当然野菜は枯れてしまいます。子どもは、きちんと水をあげないと枯らしてしまうという思いから、野菜を育てることによって命の大切さを知ることができますし、美味しい野菜を作るための水やりを子どもに任せることで責任感を育むこともできます。

当園では栽培指導も行います。例えば、野菜を植える時にマルチ(黒いビニール)で畝を覆うことで、夏野菜は水が揮発しにくくなるので水やりの頻度を減らすことができる、といった栽培方法も教えてもらえます。あなたの野菜のその生育状況に応じた具体的なアドバイスがもらえますので、安心して野菜作りを始めることができます。

家族の会話が増える

農園では、「そっちを耕すのは任せたよ」「今日は水をやってきておいて」「ジャガイモたくさん実がついてるね!」「きゅうり大きくなるの早すぎ!」など野菜作りをすることで、家族の会話が増えます。また、収穫してからも、「お父さんが育てたニンジンは甘くておいしいね!」「ボクが作ったピーマン苦くないでしょ^o^」などの会話も増えるでしょう。家でゲームをするのも勿論楽しいですが、野菜を作るということを共通項に、家族間の会話が増え、家族の絆がより深まることでしょう。

名古屋市名東区にある当園では、利用者様に快適に野菜作りをしていただくための快適貸し農園を提供しております。必要な農具は全て農園で揃えておりますので、手ぶらでお越しいただけます。

また、農園にはフェンスがついているので野菜が盗まれにくく、小さいお子さんがいても安心です。快適貸し農園で野菜作りをしながら親子のふれあいを楽しんだり、野菜作りセカンドライフを楽しむのもおすすめです。名古屋市で貸し農園をお探しの方は、ぜひ当園をご利用ください。

投稿日:2015年9月14日 更新日:

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