野菜作りは難しそうと思われがちですが、サツマイモやタマネギ、オクラなど、多少放っておいても育つ野菜や害虫に強い野菜などもあります。ですので、野菜を育ててみたいと考えている方は、是非、一度チャレンジしてみてください。
ミニトマト
子供の好きな野菜ランキングで上位のトマトですが、その中でもミニトマトは初心者でも育てやすい種類となります。重要なのが苗選びです。苗色が薄緑のものは避け、緑濃くガッチリとしたものを選びましょう。苗を12~15センチのボットに入れ、日光によく当て晴れた日の午前中に100ミリリットルの水を与え、1段目の花が1~2ほど花咲くのを待ちます。定植することで苗がしまり、丈夫なミニトマトが育ちます。
中でもお勧めの品種は、「千果(ちか)」です。実が大きい、実割れしにくい、糖度が高い、肉質がいい、病気にも比較的強く栽培しやすいなど、品質最高です。鈴なりに実をつけたミニトマト、一度自分の目で見てみたくないですか?みずみずしく赤々としたミニトマトを、もぎたてを贅沢に農園でほおばってしまうのもよし。取れたてを家で食べるのもよし。翌日のお弁当に彩りある一品とするのもよし。
ピーマン
独特の香りがあるピーマンは、アブラムシなどの害虫がつきにくく害虫被害が少ない野菜です。
また、中南米が原産地なので暑さに強く育てやすいです。ピーマンは植えつけてから長期にわたって栽培・収穫を楽しめるのが魅力です。子供の嫌いな野菜ランキングで上位に入ってしまうピーマンですが、自分で手間をかけて育てることで食育にもつながります。さらに農薬を使わず手塩にかけて育てるので、苦味が少なく、硬くなりにくいです。
おすすめの品種は、実が柔らかくたくさん収穫できる「京みどり」です。やわらかく、苦味も少ない自家製ピーマンで、ピーマンの肉詰め、なんていかがでしょう?サクッ、フワッとした歯触りのよいピーマンのほんのりした苦味と、お肉の旨味との絶妙なハーモニー★ピーマンが苦手なお子さんが、これで食べられなければ仕方ない!?そんな一品になるかもしれません。
また、ピーマンとシシトウの栽培方法は基本的に同じなので、同時に育ててみてはいかがでしょうか。
ゴーヤー
ゴーヤーは、暑ければ暑いほど葉が生い茂り生長が盛んになりますので、放っておいても育つ手間いらずの野菜です。ゴーヤーは低温に弱いので4~5月に植えつけを行い、6~9月には収穫できます。 グリーンカーテンとしても人気です。
プランターでも栽培できなくはありませんが、ゴーヤーは生育旺盛ですので、やはり、地面からたくさん養分を吸収できて丈夫に育つ地植えで育ててみたい野菜です。貸し農園をお探しの方は、ぜひ当園をご利用ください。
トウモロコシ
トウモロコシは荒地でも育つほど丈夫で、意外と栽培難易度の低い野菜です。日当たりさえ良ければぐんぐん生長し、初心者の方でも種から育てられます。苗から育てる場合、苗は本葉が3枚以下で茎は太くて濃い緑色のものを選ぶのがポイントです。
サツマイモ
サツマイモは蔓が爆発的に成長します。ほんのわずか1本の苗から、どんどんツルと葉を伸ばし、あっという間に畝(地面)を覆います。こんな時に活用したいのが、地植えができる貸し農園です。
また、サツマイモは生育が早いので、多少葉っぱが虫に食われても問題なく、水やりもしなくていいので手間がかからず、非常に育てやすいです。広い場所で、地植えだからこそ楽しめる野菜だと思います。当園のお勧めは、ベニアズマという品種です。イモの揃いがよく、味も大変よいです。
タマネギ
ビタミンCが豊富に含まれているタマネギは収穫まで半年ほど、若干時間は要しますが、植え付けてからは、3月に追肥をする以外、基本的に放置でよいので、手間がかかりません。独特のにおいがあるため、虫にも強いです。地面からしっかり栄養分を吸収するため、ぜひ地植えで育ててみていただきたい野菜の1つでもあります。
新タマネギと呼ばれるのは、大体早生(わせ)です。水分が多く柔らかいので、早生はサラダに向いていますが、長期保存には向きません。逆に、収穫までの時間は早生よりもかかりますが、長期保存に適した晩生種(おくて)もあります。早生と晩生の間の中生(なかて)もあります。あなたが育てたい品種がどれか、苗選びの時点で間違えないよう注意してください。
オクラ
オクラは来るたびに成長しているほど生育が早く、2mくらいまで成長します。最初苗を植えた時のあの小さかった面影が全くないほど、大きくなります。さらに、次々に実をつける上、長期間にわたって収穫できるので、収穫の楽しみを長く味わうことができます。少し実が小さいかな、と思う時に収穫すると、実が柔らかく、非常に美味です。この、少し実が小さいと思う時に収穫して食べることができるのが、自分で育てているからこその贅沢でもあります。最高のオクラを、是非一度味わってみてください。
ホウレンソウ
ホウレンソウは、春まきと秋まき、年2回栽培時期がありますが、中でも秋まきに適し、生育がよく寒さにも強いので育てやすく、さらに味もいい「次郎丸ほうれんそう」が当園のオススメです。次郎丸ほうれんそうは愛知県稲沢市の伝統野菜でもあります。せっかく愛知県名古屋市の農園で野菜を育てるなら、愛知県の伝統野菜もひとつ育ててみてはいかがでしょうか?
名古屋市名東区にお住まいの方で、「野菜作りを始めたいけど畑がない」という方は、ぜひ当園をご利用ください。当園は、愛知県名古屋市名東区にあります。名東高校正門向かいの住宅地にあるので、お散歩のついでにお越しいただけます。当貸し農園は水道を設置していますので、水やり作業をラクに行えます。都市部にいながら自然とふれあいたい趣味として、食育の一環として、また、セカンドライフを楽しみたいという方に好評です。