こんにちは、名古屋市名東区の快適貸し農園「Vegetale di 極楽」の管理人の加藤です^^
前回からの続きです!
タマネギが向いているのはどんなタイプの人?
タマネギが好き!という方はもちろんオススメなのですが、
これとは違う観点から見てみます。
タマネギは、放置でいい上に栽培期間が比較的長いという特徴があります。
ということは・・・
ガンガンいきたい人には不向きかも?
短期間でガンガン野菜を育てまくりたいとか、
手をかけまくるのが野菜を育てていると実感できる、
こういったタイプの方には、向かないかもしれません。
気軽に手間をかけずに楽しみたい人には特にお勧めです(*^▽^*)v
他方、とりあえず手間をかけずに育ててとにかく野菜の収穫体験を楽しみたい、
あるいは、野菜は作りたいけど仕事が忙しくて頻繁に畑に通う時間があまりない、
こういった方には特にオススメの野菜の1つです!!
抽選制である名古屋市の市民農園(貸し農園)では栽培できない野菜!?
ちなみに、タマネギは、抽選制の貸し農園ではおそらく栽培できない野菜の一つだと思われます。
どういうことかと言いますと、名古屋市公営の市民農園(貸し農園)の場合、
募集時期が2月、利用開始が4月なので、抽選時期が栽培期間の途中に入ってしまうからです。
これは、倍率の関係でそもそも連続で当選できるか分からない上、
運よく連続で当選できても同じ区画を使い続けることができない可能性が極めて高い(名古屋市抽選システムは、名古屋市の市民農園担当の方に確認済です。)からです。
せっかく11月中にタマネギを植えても、
タマネギがこれから大きくなってくるという時期に区画を明渡さないといけないのは悲しいですよねぇ(;_;)
いつまでに植えればいいの?
タマネギの苗を植える場合、遅くとも11月末頃までには植えて下さい。
ですので、土作りを植え付けの遅くとも1週間前までには済ませておくとよいです。
いいタマネギを収穫するポイントは?
苗はええなあ
さて、タマネギ栽培には、特に苗が重要です!
野菜の出来は一般的に「苗半作」と言われるほど、いい苗を選ぶことが重要です。
が、タマネギにおいては一層それが顕著です!
苗が細すぎると実はあまり大きくなってくれませんが、
苗が太すぎると成長がよすぎてとう立ちしやすく、「とう」の部分に栄養が取られてしまうので結局いい実ができにくい、
ということのようです。
太さ6~8ミリとか、鉛筆くらいの太さとか形容されますが、
このくらいの苗を植えるのが最もいいようです。
植え付けの深さを適切に
タマネギを植える時は、葉しょう部(白い部分)が半分くらい土に埋まるように植えるの理想的です。
深く植え過ぎると生育が悪くなってしまったりするようです。
11月は、既に種から育てる時期ではありません。
その上、タマネギを種から苗にするのはかなり難しいようです。
種から苗を育てる手間を省き、かつ種から育てた場合にいい苗を育てるのが難しいとのことですから、
貸し農園でタマネギを作る場合は、苗を購入されるのがいいと思います。
あとは、以前の投稿でも書きましたが、
雑草を取ること、追肥は4月に入ったらしない、というところも忘れないでください(^O^)♪
当園のある利用者様から頂いたお話をご紹介させていただきます
ところで、種から植えるか、苗から植えるかという点に関して(タマネギに限った話ではありませんが)、
ある利用者様に貴重なお話を以前頂いたことがあります。
それは、敢えて野菜を種から育てるということです。
そうすることで、お子さん達に「こんな小さな種からこんな大きな野菜になるというのを見せる」と仰っておりました。
野菜作りの過程を楽しむのが貸し農園での野菜作りの醍醐味です。
そして、こうした小さな種から大きな野菜が育つというのをお子さんに見せるというのも立派な食育の一環だと思います。
ですので、このような明確な意図がおありの場合は、
苗からではなく種から栽培されるのはとても素敵なご選択だと思います!
もっとも、単に野菜を手軽に育てて楽しみたい、忙しくて時間がない、
など、特段種から栽培する意図がないというような場合は、タマネギは苗から栽培するのががオススメです。
野菜作りの楽しみ方は人それぞれ。
「こうしないといけない」ということは決してありません!
あなたのニーズに応じて野菜作りをお楽しみいただければ幸いです(^-^)
なんかうまいかんじにまとまったぞ・。・
ということで、タマネギについてはこのくらいにしようと思います^^
少しでもご参考になりましたら幸いです<(__)>