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土作りプラスアップサポートの裏側を大公開!(土作り最終回)

投稿日:2017年1月31日 更新日:

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こんにちは、名古屋市名東区の快適貸し農園Vegetale di 極楽の管理人加藤です^^

 

土作りについては、今回が最終回です!!

いやー、長かったですね(^-^;

ここまでお読みくださり有難うございます!

(文字ばっかりでしたが、きちんと読まれた方いらっしゃったら下にコメント書いてくださると嬉しいです(?))

 

土作りの仕上げで使う材料は、

あくまで都市部で時間効率を考えながらという制約前提で書いています。

 

超本格的にこだわってやりたいという方は、

自作の熟成させまくりボカシ肥のがいいと思いますので、私の方法は参考にならない点予めお断りしておきます。

 

 

残渣を使ったお手製土壌改良剤の落とし穴!?

前回からの続きです。

植物遺体は、発酵したものの方が分解が早いです。

 

植物遺体なら収穫した野菜の残渣はどうなの?

と思われる方がいらっしゃるかもしれませんので、触れさせていただきます。

 

未発酵の植物遺体(そのままの枯れ葉や、栽培した残渣など)だと、

分解するのに時間がかかるうえ、

分解する時に土の養分を使ってしまうようで、

こうした未発酵の植物遺体を入れた場合はすぐに野菜が栽培できません。

 

しばらく(3か月以上)使わない場所であればそれでもいいのかもしれませんが。。。

 

貸し農園では、利用料をお支払いいただいているので、3か月土作りのために使わないのは、もったいないです。

 

しかも、未発酵の植物遺体は、そのままだと分解が遅いです。

 

砕いたりしてかなり細かくしてから土に入れる方が、

未発酵の植物遺体でも分解は早くなります。

 

あと、枝とかはかなり分解が遅いのに対し、葉は柔らかいためか分解が早いです。

なので、枯れ葉(特に完熟させたもの)はおすすめですが、

枯れ枝はおすすめできません。

土壌改良剤でも、「枝除く」とちゃんと書いてあるものもあります。

 

 

利用者様にお渡ししたり、土作りプラスアップサポートで入れている土壌改良剤は、

細かくなっている上、もちろん発酵しているものです。

そのため、早く土になじみます。 

 

お手製土壌改良剤の落とし穴―その2(機会損失)

栽培した残渣を細かくして土に入れる時は、自力で細かくしてもいいです。

ただ、時間がかかります。

ここでも時給を考えたら、確実に割に合わないです。

 

 管理人も試しにやってみましたが、

栽培後の野菜の残渣を細かく砕く手間がかかりすぎて、心が折れました。

もうやりません。

二度とやりません(-_-;)

 

実は、今の時代植物遺体を細かく砕いてくれる便利な機械があるんですが、、、

これは植物由来の土壌改良剤を都度購入した方が安いのではとしか思えないくらい、

初期投資額が高すぎでした・・・。

 

 

なんだかんだで、

きちんと発酵している植物由来の土壌改良剤をがんがんぶっこむ、

これが一番ラクですし、それなり以上の効果が出ますので、オススメです!

 

 

実は植物遺体を入れるだけでは「完了」ではない!?

以上のプロレスで、 団粒構造の土を目指してきた旅はここでいったん終了です。

が、さらなる団粒構造への旅が新たにスタートすることにもなります。

20年くらい発酵させた植物遺体由来のボカシ肥料を入れた農家さんの土では、

病気にも害虫にもものすごく強くておいしい野菜が育つのだとか!

20年・・・。

 

 

そして、植物由来の土壌改良剤に加えて、利用者様が使われる時には、

天然素材の栄養分(化学肥料ではないものです。)も入れてください。

 

畑、特に貸し農園では利用料をお支払いいただいていて、スペースの問題もありますが、

どうしても常時野菜を作られているはずです。

 

そのため、野菜が育つための養分(チッソ、リン酸、カリウム(N,P,K))などが必要になります。

 

植物由来の土壌改良剤には、あまり養分が入っていません。

 

とはいえ、個人的な感覚ですが、団粒構造の土であれば、多少養分少なくてもいい野菜ができますし、

養分多くても団粒構造の土でないと、イマイチな野菜ができやすくなる印象なので、

重要度は圧倒的に団粒構造の土という印象ですね!!

(だからこそ、団粒構造の土について長々と書いてきました。。)

 

下地作りをしてあると野菜の出来が全然出来が違うので、

ぜひ土作りも意識してみてください!

土つくりだけでこれだけです。

 

野菜つくりって奥が本当に深いです!

 

ところで、前回今回触れた、機会損失(時給単価を考えた場合の損失額?)は、

また別の機会にも触れる予定です。

頭の片隅にでも置いておいていただけると、 嬉しいです^^

 

 

土作りプラスアップサポートビフォーアフター

ちなみに、こないだ、

STEP5まで終了したばかりの区画(右下)と、

STEP1終了直後の区画(左下)と、

しかも、STEP3終了直後(左上)の区画もありましたので、

写真を撮ってみました。

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写真だとわかりにくいかもしれませんが(;’∀’)、

かなり土の色が違うのがお分かりでしょうか?

左下の区画は土の色が明らかに薄い(微生物が少ない)ですが、

左上と右下の区画でも、かなり差があったんです。

 

現地で土を見ると一目で分かるほどの差がありました。

 

左下の区画は、もともとここだけかなり土がよくないようで、

左上の区画の方がSTEP1終了時でも左下の区画よりも土の色はよかったです。

写真左上のSTEP3が終わったばかりの区画は、

土はほかの区画の最初の状態よりもよかったですし、

このくらいの状態で野菜を作ったことありますが、ちゃんと育つんですけどね。

 

そんなこんなで、左下の区画の土壌改良が完了するのはいつになるやら><

 

でも、STEP5の仕上げまで終了した区画も、一番最初は1段階目の区画のようだったんです。

ここまで来るのに1年くらい・・・。

 

 

やっぱり土作り頑張るとかなり差がありますね。

 

で、このSTEP5まで終了した区画ですが、

水場と農具庫にめちゃ近く、日当たりもよいので、

今の利用者様が使われている区画とほぼ遜色なし、文句なしの最上級区画です。

(というか、一部の利用者様の区画よりも条件がいいかも・・・。(;’∀’)

 

ただ、ご案内できる時にある一番いい区画からご案内しておりますので、

早く申し込んでくださった方に対する出し惜しみは決してありません。)

つい先日、1区画だけやっっっっとここまで完成しました。

 

先日ブログでご紹介した、芋掘り体験をしていただいたサツマイモを栽培していた区画よりもいい区画です。

今回のブログの冒頭の写真は、芋掘り体験の時のサツマイモを掘った時の写真です。

大きなサツマイモが出てきました!

このサツマイモが取れたところよりもいい区画ということです♪

 

今残っている中で最上級の区画といえるのはここだけ

(ほかの区画はもう少し水場や農具庫まで距離ができたり、

日当たりもまぁどの区画も問題ないのですが、多少落ちるとこもあります)

 

なので、

お申込みいただいた場合、ここの区画からご案内致します。

早い者勝ちですので、検討中の方、お早めにお申し込みください。

2月15日まででしたらリスクもありません(#^.^#)

 

次回から、何書こうかな~(/・ω・)/

ああ、アレとかコレとかでしょうかね^w^

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