こんにちは、Vegetale di極楽の管理人です^^
母が、小学生を対象にした塾の先生から「今の」小学生の子ども達について興味深い話を聞いたそうです。
私も聞いてみて同感でしたので、
私と父のこの畑での昔のエピソードと併せて、ここで紹介させていただきます。
もちろん、その塾の先生は母が貸し農園の管理人であることなんてご存知ないです。
都市部でますます減っている自然とのふれあい
塾でその先生が、理科の授業をしていた時のことだったそうです。
先生は、「身近にいる虫はどんな虫がいるだろうか、探してみよう」という内容の授業をしたそうです。
ところが!
その塾の先生は、
「『身近な虫なんて、ゴキブリ、ハエ、蚊、蛾しかいないよ』と口々に子どもに言われた。」
と言っていたそうです。
いやーー><
私の嫌いな虫ばっかりじゃないか(゜m゜;)
それはさておき、
上記「今の」子どもの声には、私もびっくりしました。
寂しいというかなんというか><
私自身、昔はこの畑の周りにもいくつか畑があったのに、
もう今はなくなっているのを実際に目にしているので、
当園のホームページでも「身近に自然って減ってますよね」旨書いているですが、
上記塾の先生が言っていたのは、この畑とは別の場所のはずです。
実際に今教育現場に立たれている方のそういう声を聞くと、
名古屋(のような都市部では)身近に自然がないんだな、と改めて実感しますね・・・。
私が小学校の時に出された宿題
ふと、私が小学生の頃、学校から、
「(提出するの前提で虫カゴに)虫を捕まえてみよう」という宿題が出されたことがあるのを思い出しました。
虫なんてどこにいるの?と当時の私は思いましたが、
それを父に言うと、父は私をこの畑に連れて来てくれました。
そして、父が、鳴き声のするところに手を被せるだけで、簡単にコオロギが捕まったんです。
それをいくつか虫カゴに入れてくれました。
もちろん学校に持っていくのに多すぎるコオロギは逃がしましたよ^^
当時の私は「そんなに簡単に捕まるもんかなー」とか、
「いやー、虫ってちょっと抵抗あるな」とか思いながら、
父にばっかり取ってもらうのも面白くないので、
やや怯えながらコオロギを捕獲するのに挑戦してみました。
ところが!
コオロギを捕獲するのが初めての私でも、思いのほか簡単に手でコオロギを確保できたんです♪
この畑がなかったら、私はこんな経験はできなかったんですね。
ちなみに、当時の私は、父が職場で一生懸命に働いている姿を目にすることはなかったので、
コオロギがたくさんいる場所を知っていてそういう場所に連れてきてくれたり、
カンタンにコオロギを捕まえていた父親がカッコよく見えたものでした。
冒頭の塾の先生の話を聞いて、今は亡き父との思い出がふと脳裏をよぎりました。
(自粛)年も昔の古いことですが、いまだに覚えているものです。
次の世代にもこういう思い出を、私は残せてあげることができるかな・・・? (・ー・;)
自然とのふれあいって、何の得になるの?
別にさー、自然と触れ合ったからって、お金になるわけでもないし、
節税スキームを考えたり、株取引して儲けたり、
勉強して偏差値上げていい学校に合格するために時間を使う方がいいんじゃない?
そんな反論を頂きそうです(^_^;)
こういったことの重要性は勿論否定しません。
でも、後述しますが、緑を見るのが嫌いな人いますか?
例えばパソコンを叩いてバリバリ仕事して疲れた時、山や川に癒されたいと思ったことありませんか?
きれいな空気吸いたいと思いませんか?
おいしい食べ物を食べるのが嫌いな人いますか?
自然に触れることで、人間も自然の一部なんだと実感できます。
土や野菜ののニオイに触れていると、調べ物したりパソコンで文章を作ったりといったデスクワークで溜まったストレスが、
いつの間にか抜けているんです!!
嘘だと思ったら是非お試しください(^O^)
いや?管理人何言ってんの?
コンクリートジャングルの中で、サプリメントだけ食べていれば生きていける、そしてそれで全然平気っすよ!
いつも元気!ストレスフリー!!!
・・・なんて方はここ読み飛ばして下さい(^-^)
例えば、子どもが自然に触れることは、情操教育になるでしょう。
確かに、こうした教育は偏差値を上げることにはつながらないかもしれません。
受験の役には立たないかもしれません。
しかし、世の中偏差値、頭の良さだけですべては決まりませんよね?
(これは私の負け惜しみと解釈して下さって構いません。)
人への思いやり。自然を慈しむ心。
そういったものは、人と人が関わり合う世の中で必要なものだと、
私個人は思っています。
都市部の生活に足りないものは?
ところで、都市部は、交通網、生活に必要な施設、勤務先などが揃っており、暮らしやすいと思います。
そのため、地方の人口が流出しているのに対し都市部の人口は増加傾向のようですね。
これは都市部の地価に比べて地方の地価の下落が顕著であることにもあらわれています。
しかし、地方はやはり身の周りに自然があります。
母の実家が三河地方のとある駅の近くなのですが、
この辺りまで来ると、道路を走っているだけでも周りに山があります。
日常的に目にする緑の量も名古屋とは全然違います。
緑があると、時間がゆっくり流れる、穏やかな気持ちになれる。
そう感じるのは、私だけではありませんよね?
都市部では便利な生活を享受できる半面、
特に今は自然に「意識的に」触れようとしない限り、触れられないのですね。。。
畑でもできる自然とのふれあい
山にいるほどの虫は畑にはいませんが、それでも畑では見かけます。
例えば、アオムシ。
キャベツなどのアブラナ科の野菜を旺盛な食欲で食べまくるので、人間から見れば害虫ではあるのですが(^^ゞ
アオムシが孵化すると蝶になります。
また、いい土の中にはミミズもいます。
見た目は気持ち悪いと感じられる方もいますが、
土作りのためにはまさに有難いことこの上ない「ミミズ様」なのです^▽^
若干話は逸れますが、土壌改良した区画を雑草を取るために掘った時、まだ小さかったにせよミミズが出てきてくれて嬉しかったです。
いい土になってきたという証拠ですね!
それに、アブラムシは野菜の汁を吸って病気の元にもなるので害虫ですが、
テントウ虫はこのアブラムシを食べてくれる益虫です。
テントウムシは見つかるかな?
ちなみに、うちの畑は、秋、夜になるとコオロギの鳴き声が結構します。
山奥のような大合唱、とまではいきませんが、やっぱりいいものです^▽^
秋、日が沈んでから水やりにお越しの際にでも、耳を澄ましてみて下さい(^o^)丿
イモ掘りだけが畑の一大イベントではないのです^^
途中からとりとめのない話になってしまい、すみませんでした((+_+))